デリケートゾーンのかゆみ

デリケートゾーンのかゆみは、多くの女性が悩んでいながらも、一人で抱え込んでしまうものです。
どれだけ仲が良い友達だったとしても、なかなか相談できるものではありません。

実は、デリケートゾーンのかゆみの多くはいたってシンプルなもので、早期に対策を打っておくことで割と簡単に改善できるものです。

デリケートゾーンがかゆくなる原因

デリケートゾーンがかゆくなる原因は主に3つ。

1つは蒸れ、2つめは乾燥、3つめ感染症です。

感染症はさておき、蒸れても乾燥してもダメというのが難しいところですね。

ムレによるかゆみ

デリケートゾーンは下着やズボンなどの密着により、通気性が悪くなりがちです。
生理用ナプキンやおりものシートを使用している時などは余計に熱がこもりやすくなります。

通気性が悪く、熱がこもってしまう状態というのは「蒸れ」に繋がります。

夏場、帽子をかぶっていると頭が蒸れてかゆくなるのと同様に、デリケートゾーンも蒸れによってかゆくなってしまいます。
特にデリケートゾーンの皮膚は非常に敏感なので、他の部分に比べても蒸れてかゆくなる傾向が強いのです。

蒸れてかゆくなった部分は放っておくとかぶれに繋がることもあります。

また、デリケートゾーンにはたくさんの汗腺がありますので、汗もかいてしまうもの。

汗をかくことによって雑菌が成長しやすくなりますし、高温多湿な場所というのは雑菌にとっては最高の環境なので、細菌感染による皮膚炎なども起こしやすくなります。

乾燥によるかゆみ

汗をかいたあとは汗の蒸発が起こります。
汗は蒸発する時に肌の水分を奪ってしまうため、肌は一時的に乾燥状態になります。

肌が十分潤っている時には、水分が皮膚のバリア機能をはたしてくれているもの。
この水分が蒸発して乾燥してしまえば、少しの刺激にも敏感になってしまうわけです。

特に敏感なデリケートゾーンですから、乾燥した際の刺激も感じやすく、これをかゆみと感じてしまうわけですね。

人間はかゆい部分があるとついついかいてしまいますが、かくという行為は肌を傷つけることであり、余計に刺激を与えてしまいます。
つまり、かゆいからかくというのはさらなるかゆみの誘発に繋がっているのです。

意図的にかかずとも、乾燥しているところに下着やナプキンの素材が合わずに擦れることでかゆみに繋がるということも考えられます。

感染症などによるかゆみ

細菌による感染症、性交渉による性感染症(トリコモナス膣炎など)による感染性外陰炎の疑いもあり得るので注意が必要です。

抗生物質の服用などにより、膣バランスが崩れ、カンジダ菌が異常発生してしまう「腟カンジダ」はご存知の方も多いのではないでしょうか。

もし、白いカッテージチーズ状の粕みたいなおりものがデリケートゾーンに付着しているような症状があれば、かゆみの原因はカンジダ膣炎を疑ってみてもいいかもしれません。生臭く鼻をつくような臭いがすることもあります。
カンジダと一緒に膀胱炎が併発するようなケースも多いので注意が必要です。

この他にも外陰部と下着が触れることでアレルギー反応などによってかゆみが現れる接触性皮膚炎や、原因不明の外陰部掻痒症といった外陰炎も考えられますので、デリケートゾーンがかゆく、原因がわからない場合には一度婦人科や皮膚科の受診をおすすめします。

デリケートゾーンのかゆみ対策

デリケートゾーンがかゆいと感じた時には、ひどくなる前に対策を打つようにしましょう。
どうしても恥ずかしいと感じてしまうため様子見をしてしまいがちですが、早めに対策を打つことでもっとひどい状態になることを抑えられるようになります。

通気性をよくする、生理用品や下着をこまめに替える

蒸れてしまっている場合には通気性を良くする、清潔に保つということが重要です。

たとえば締め付けがきつい下着やズボンの着用を控える、通気性の良い下着やナプキンを利用するなど。
最近のナプキンは頻繁に取りかえなくても不快感がないようにできているので一日中取りかえないという方もいるかもしれませんが、肌トラブルの原因にもなりますのでこまめに替えるようにしましょう。

もし蒸れが気になった時にシャワーを浴びられるような状況にいるのであればサッと流してしまうという方法も効果的ですね。
そうでない場合にはトイレなどでこまめに汗を拭いてあげるようにしましょう。

また、蒸れを防止するためにアンダーヘアの脱毛をする女性も増えています。
脱毛によって蒸れやかゆみを抑えるだけでなく、においも軽減できるようになります。

ただし、アンダーヘアの処理方法には気をつけなければ、肌を傷つけることでさらなるかゆみに繋がることもあるので注意が必要です。

※詳細はデリケートゾーン脱毛のページにまとめています。

デリケートゾーン専用石鹸を使う

デリケートゾーンがかゆいときに一般の石鹸でゴシゴシと洗ってしまうと逆効果です。

洗浄力の強い一般の石鹸だとデリケートゾーンに存在する善玉菌を流し悪玉菌を増やしてしまうことになり、外陰部のかゆみだけでなく、黒ずみ、ニオイなどにも繋がってしまいます。
身体の免疫力が低下し、抵抗力が落ちている時などにデリケートゾーンに悪玉菌が増えれば、細菌性膣炎になってしまうこともあります。

デリケートゾーンには弱酸性の専用ボディソープを使ってきめ細かな泡を立て、軽く洗う程度に留めておきましょう。

保湿する

乾燥によってかゆい場合には保湿によってかゆみを軽減することができます。
普段つかっている化粧水、またはデリケートゾーン用の保湿クリームなどでケアしてあげましょう。

デリケートゾーン用の市販薬を使う

特に病気等の疑いもなく、女性ホルモンバランスの変化によってかゆくなっているだけという場合もあり、病院へ行くべきか判断が付きづらい時にはデリケートゾーン用の市販薬(フェミニーナ軟膏など)を使うのが便利です。
女性ホルモンバランスはストレスなどによって簡単に変化するものですので、一時的なかゆみの可能性が考えられる場合には使用すると良いでしょう。

かゆみ止めの軟膏を使うことで、かかずにかゆみを抑えられるようになるためおすすめです。

ただし、カンジダ症や性感染症などによる炎症はこういった軟膏で治せるものではないので、病院での治療が必要となってきます。
(カンジダ膣炎用の市販薬に「フェミニーナ腟カンジダ錠」がありますが、こちらはあくまで再発時の薬となっているので注意が必要です)

食物酵素

最近では、デリケートゾーンのかゆみの原因が腸内環境にあるという説もあり、食物酵素の摂取によってかゆみを沈めていくという対処方法も一部で紹介されています。

どんな分野の病気でも体内からのアプローチをする対処法が存在しますが、その特質を考えても即効性があるものではありません。

原則的に新しいとされている療法はネットの情報を鵜呑みにすることなく、まずは一番情報が正確な専門家である医師に相談することをおすすめします。

デリケートゾーンの痛み、症状別の原因と対策

デリケートゾーンがチクチクする、または排尿時にズキッとくるなど、何かしらの痛みがあると心配になります。

ただ、デリケートゾーンの他の悩みと同様に他人に相談するのが恥ずかしいと感じ、一人で抱え込んでしまいがちです。

デリケートゾーンが痛い時の症状によってその原因は異なりますので安易な判断は難しい部分ではありますが、セルフケアによって改善していくことも可能ですし、多くの場合はデリケートゾーンを清潔にしていることで防げます。

ただし、症状が比較的軽かったとしても市販薬では治せない性感染症や病気による痛みである可能性もあるので、安易に自己判断せずに医師の診察を受けるのがオススメです。

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デリケートゾーンのかぶれ、原因と対策

意外と多い女性の悩みにデリケートゾーンのかぶれとかゆみがあります。

仕事中や勉強中にムズムズしてくると、集中力が低下してしまいイライラするもの。

仲の良い友達にも相談できるようなことじゃないし、病院に行くほど深刻なことなのかもわからない…。

そんなデリケートゾーンのかぶれについて原因と対策を知っておきましょう。

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デリケートゾーンが腫れる原因と対策

デリケートゾーンがかゆい、または痛いと思って触ってみたら、あきらかに腫れていた…。

そんな時には何かの病気なのではないかと心配になるものです。

デリケートゾーンの腫れが炎症によるものであれば、デリケートゾーン用の軟膏を用いることで比較的簡単に抑えることが可能です。

もし炎症による腫れではない場合は、感染症の疑いがあるため、病院の受診をオススメします。

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