消費者金融と銀行カードローンの違い

お金を借りようと思って色々と調べていると

「消費者金融の方が借りやすい」

「銀行系の方が安心」

「銀行は審査が厳しい」

など様々な情報が出てきます。

ここで混乱してしまいがちなのが「消費者金融」「銀行」「銀行系」という言葉。そもそもどういう違いがあるのか分かりにくいですよね。

実際に紐解いてみると難しいことはないのでどのような違いがあるのかを確認してみましょう。

間違いやすい「銀行」と「銀行系消費者金融」の違い

まず一番最初に間違ってはいけないことととして「銀行」と「銀行系」の違いについて挙げておきましょう。
とても単純で「銀行」は銀行そのもの、「銀行系消費者金融」は銀行のグループ傘下にある消費者金融のことです。
具体的には以下のような分類です。
(銀行)

  • オリックス銀行
  • 東京三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 新生銀行レイク

(銀行系消費者金融)

  • アコム(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
  • プロミス(三井住友フィナンシャルグループ)

実際に区分してみると明確だと思います。
「銀行系」はあくまで「銀行系傘下」「銀行系グループ」というだけであって、消費者金融であることには変わりありません。
銀行、銀行系の区分以外にもアイフルなど銀行系ではない独立した消費者金融もあります。

消費者金融カードローンと銀行カードローンの違い

前述のような独立した消費者金融(アイフルなど)と銀行系消費者金融(アコム、モビットなど)を「消費者金融」、オリックス銀行や東京三菱UFJ銀行などの銀行を「銀行」と区分した上で両社が発行するカードローンにはどのような違いがあるのかを知っておきましょう。大きく分けて5点に分類しました。

総量規制の対象のカードローンかどうか

消費者金融と銀行の大きな違いは総量規制の対象かどうかという点です。

総量規制とは「年収の1/3以上の借り入れはできない」という貸金業法の中の決まりで消費者金融などの貸金業が対象になります。銀行は貸金業者として分類されないため、貸金業法が適用されず、総量規制の対象になりません。

つまり銀行では年収の1/3以上の借り入れが実質可能になります。ただし、借り入れをするには相応の審査を通らないといけないため、銀行であれば必ずしもたくさんのお金を借りられるというわけではありません。

銀行の方が金利が低めである

次に実際の借り入れをする際の金利です。一般的には銀行カードローンの方が金利が低く抑えられています。
(銀行)

  • オリックス銀行:年利1.7〜17.8%
  • 東京三菱UFJ銀行:年利1.8〜14.6%
  • みずほ銀行:年利4.0〜14.0%
  • 三井住友銀行:年利4.0〜14.5%
  • 新生銀行レイク:年利4.5〜18.0%

(消費者金融)

  • アコム(三菱UFJフィナンシャル・グループ):年利4.7〜18.0%
  • モビット(三井住友銀行グループ):年利3.0〜18.0%
  • プロミス(三井住友フィナンシャルグループ):年利4.5〜17.8%

金利の上限が3〜4%前後違っているのがわかりますね。
これだけ見ると「銀行でお金を借りた方がいい」となりますが、消費者金融にはそれ以外の利点があります。

消費者金融の方が融資までの時間が早い

消費者金融が売りにしているのはなんといっても融資の早さ。
消費者金融の公式サイトなどを覗いてみると「即日融資可能」「審査最短30分」など早さを売りに出していることが多いです。

銀行も融資にそこまで時間が掛かるわけではないのですが、多くの場合は「翌営業日」「2〜3営業日で回答」などの記載があり「今すぐお金が必要」という時には消費者金融側にメリットがあるといえるでしょう。

審査内容も異なることもある

銀行も消費者金融も原則的に審査の内容は公開していませんが、一般的には銀行の方が審査の内容は厳しいと言われています。

銀行は貸金業ではないため極端なことを言うと個人にお金を貸し出さなくても自分たちは生き延びていけます。その一方で消費者金融はお金を貸してなんぼの商売なので、その分、積極的に貸出をするというのは理解しやすいでしょう。

もちろん消費者金融も「きちんと返済できそうな人」にお金を貸し出すので、審査が緩いわけではないことは理解しておきましょう。

安全性や信頼性は銀行も消費者金融も変わらない

おそらくほとんどの人が「消費者金融より銀行の方が安全」と感じているかと思いますが、当サイトで紹介しているような真っ当な消費者金融であれば、安全性の面では消費者金融も銀行も変わりません。

「誤解されることの多い消費者金融の取り立て」でもまとめている通り、今は貸金業法で消費者金融の行動もかなり厳しく制限されているので「消費者金融だから安全ではない」ということはありません。

銀行と消費者金融、どちらから借りるべきなのか?

銀行と消費者金融についてまとめましたが、これから借りる人はどちらから借りるべきなのでしょうか。基本的には「どれくらい急ぎか」というところを目安に考えるといいでしょう。

時間や借り入れの時まで余裕がある人は、金利の低さから銀行カードローンを選ぶべきです。

逆に時間に余裕がなく、とりあえず今すぐお金がないと大変なことになるという人はまず消費者金融に申し込んでみましょう。

いずれを選ぶにしても自分の返済プランをきちんと念頭に入れつつ、計画的な利用をしましょう。