消費者金融を利用する目的とはなにか

消費者金融を利用する人の中には「お金が必要になった=消費者金融」と思い浮かべる人も多いでしょう。

ただ実際にお金を使う目的・使用用途によっては消費者金融を使わない方がいいケースもあります。

消費者金融での融資を検討する前に目的別ローンが利用できるかを考えてみる

消費者金融で融資してもらうお金は原則的に使用用途が限定されていないお金なので何に使用しても問題ありません。
ただ、その使用用途で目的別ローン(※)が組める場合、消費者金融ではなく目的別ローンを利用した方が大きなメリットがあります。
※目的別ローン:自動車ローン、住宅ローンなど「この用途でお金を使う」という明確な目的のあるローンのこと。

消費者金融と目的別ローンの最大の違いは金利の高さ

自分が使おうとしている用途に目的別ローンがあった場合、消費者金融でお金を借りるのと一番大きな違いは金利面です。これは実際に比較してみると一目瞭然です。

  • 一般的な消費者金融の金利:3.0〜18.0%
    (最大金利18.0%が適用されることがほとんど)
  • 自動車ローンの金利(中古車):1%前半〜5%前後
  • 住宅ローンの金利:1%前後
  • ブライダルローン:5〜7%前後

消費者金融の場合、ほとんどのケースで最大金利が適用されることを考えると、目的別ローンの金利の低さが明らかなことは理解できるでしょう。不動産の購入や自動車の購入で消費者金融を使用する人はあまりいないかもしれませんが、目的別ローンは不動産や車以外にも多岐に渡っているのでお金の明確な利用目的がある場合はローンがあるかどうかを一度探してみるといいでしょう。

なぜ目的別ローンの金利は低いのか

ここで多くの人が疑問に思うのが「なぜ目的別ローンの金利は消費者金融と比較して低いのか」という点でしょう。

答えは非常にシンプルでお金を使う目的が明確な場合「融資をする側にとって貸倒れとなるリスクが少ない」、つまり返済する側がきちんと返済する可能性が高いためです。

住宅で考えると分かりやすいですが、ローンを組んで住宅を購入してから返済しないということはほとんどの場合ありません。また不動産そのものを担保としている場合もありますので、お金で返済できない場合には不動産を銀行などに引き渡すということもあります。

なぜ消費者金融の金利は高いのか

逆に消費者金融の金利が高い理由としては目的別ローンと異なり、使用用途が自由なためです。また不動産や自動車など担保がないというのも理由の一つです。簡単に言うと低い条件で借りやすいということです。

ただそのままだと消費者金融側にも貸倒れのデメリットがあるため、審査を慎重に行ったり、金利を高くしたりしているわけですね。

実際に消費者金融を使っている人の利用目的は?

使用用途の自由度の高い消費者金融ですが、実際にどのような用途で使われているのかNTTデータ経営研究所「消費者金融利用者の人物像調査」という調査があるので見てみましょう。

  • 生活維持借入(生活費の足し):36.50%
  • 多重借入(借金を重ねる):21.80%
  • 一時借入(冠婚葬祭などの急な出費):19.70%
  • 趣味・娯楽(自分の趣味):15.80%
  • 小額借入(お小遣いの足し):6.20%

この調査によると自分自身の生活を調整するために借り入れしている人がほとんどです。上手く借り入れることによって生活をちょっと豊かにしている人が多いことがわかりますね。

一方で、多重借入をしている人の割合も22%と多く、借り入れをする際にはこうした多重借入に陥らないように計画的に返済するなどして自制していく姿勢も必要です。

消費者金融の審査の際に聞かれる利用目的

消費者金融の審査で利用目的を聞かれることがあります。
基本的には自由に使って良いお金なので利用目的はなんでも構わないのですが、審査の際に聞かれるというところがポイントです。

審査は「この人にお金を貸したらちゃんと返ってくるかどうか」を見極めるところなので「他の消費者金融の借金を返済するため」「ギャンブルに使う」等の回答をすると審査での心象が悪くなってしまう可能性があります。

審査の際には無難に「趣味に使う」「生活の足しにする」「急な入用があった」等の回答をしておくといいでしょう。それ以上に深く聞かれるようなことはまずありません。

※誤解のないように追記しておくと他の消費者金融の返済に使っても問題ないですし、ギャンブルに使っても問題ありません。ただ、仮にこの部分で引っ掛かってしまってはそもそもの借り入れをすることができないので注意しておきましょうというお話です。

※また、借金で借金を返済するというのは生活が火の車になってしまう可能性が非常に高いので、返済の方法としてあまりおすすめはしません。