デリケートゾーンに使える除毛クリーム(脱毛クリーム)のメリットや成分

デリケートゾーンのムダ毛処理を考えた際、どの方法で脱毛するかは選択肢が多く迷いがち。

もし、カミソリや毛抜きなどの自己処理方法を検討しているのであれば、除毛クリームによる除毛処理も選択肢に入れることをオススメします。

※「脱毛クリーム」はその性質上「除毛クリーム」と呼称するほうが適切なので本項では「除毛クリーム」で統一します。

除毛クリームとは

除毛クリームは名前の通りムダ毛を取り除いてくれるものです。

商品の特徴や選び方についてまとめました。

除毛クリームの特徴

除毛クリームは塗った箇所のムダ毛を溶かし、除毛効果を得ることができるクリーム状の除毛剤です。
その除毛方法は、クリームに含まれるアルカリ性の成分がタンパク質であるムダ毛を分解するというもの。
そのためムダ毛を溶かしているように見えるのです。

カミソリなどで剃った場合にはどうしても毛穴に埋まっている毛根部が見えてしまい、黒い点々が残ることで満足できない仕上がりになってしまいますが、除毛クリームを使えば剛毛の方も細毛の方も、毛根部の毛まで分解してくれるため綺麗に仕上がるという特長があります。

選び方

除毛クリームを選ぶ際には、その内容量や価格と言ったコスパ面だけでなく、成分にも注目したいところです。

一般的な除毛クリームはVIO除毛には推奨されていません。

人間の肌もタンパク質で構成されていますから、敏感な部分であるアンダーヘア周辺に使ってしまうと除毛クリームに含まれるアルカリ性成分のせいで肌トラブルを起こしかねないからです。

デリケートゾーンに使用する場合には商品情報を見て、VIO用、または敏感肌用の除毛クリームを選ぶようにしましょう。

また、公式サイトの商品詳細ページにて成分をチェックする、口コミ評価の高い商品や体験談を参考に人気のある商品、安心できる商品を選ぶというのが基本です。
インターネットのランキングサイトにおけるおすすめ商品やドラッグストア店頭での「お客様の支持率No.1」などの情報を鵜呑みにするのではなく、あくまで自分が信用できそうだと思えるもの、初めは合わなかった時のことも考えて、返金制度のあるものを選ぶようにするのがベストです。

除毛クリームには男性用、女性用と分けられているものもありますが、男性用は男性の濃い体毛用に強力な成分が入っていることが一般的です。
そのため、肌が敏感な人は特に女性用を選ぶようにしましょう。

向き不向き

除毛クリームはその特徴を知るととても素晴らしいアイテムのように思えますが、効果が永遠に続くわけではありません。
数週間もすればまた新しい毛が生えてきてしまいます。

そのため、なるべくアンダーヘアのお手入れはしたくないという人には向きません。
逆に、アンダーヘアを夏場だけツルツルにしたいなど、適所で使用する場合にはおすすめです。

除毛クリームを使うメリット

除毛クリームを使う圧倒的なメリットは、その手軽さにあります。
クリームをムダ毛部分に塗るだけで、毛を分解してツルツルにしてくれるからです。

カミソリを使う時のように肌を傷つけることもありませんし、毛根が残って見えてしまうこともありません。
また、毛抜きやブラジリアンワックスで抜いた時のような痛み、埋没毛の心配もないのです。

高価な脱毛サロンに通うことや脱毛器を購入することに比べても安価にスタートさせられる点もかなり手軽な方法と言えるでしょう。

クリーム状のものだけでなく、除毛スプレーなどもあり、背中の産毛処理などに使いたい場合など用途に応じて使い分けると便利です。

除毛クリームを使うデメリット

除毛クリームはあくまで皮膚表面から少し内側までの毛を処理するだけのもの。
そのため、脱毛効果に持続性がありません。

毛が伸びてきた際にはまた処理をしなければならず、永遠に毛がなくなることはないというのがデメリットです。
ムダ毛意識は人それぞれ違うものですので、完全除毛したい場合にはクリニックでの永久脱毛をしてもらうのが確実で、除毛クリームは一時的に脱毛をしたい、お試しでツルツルにしたいという人向けと言えます。

ただし、一時的な脱毛と言ってもカミソリやハサミで処理をした時に比べれば深い部分の毛まで処理でき、生えてくるまでは若干時間がかかる点などは利点とも言えます。
また、新しく生えてきた毛先も尖らないため、チクチクしたかゆみに襲われることもありません。

除毛クリームはデリケートゾーンに使えるのか

問題はVIO処理に除毛クリームを使えるのかどうかということです。

前述の通り、市販商品の場合にはVIO除毛には使えない(推奨されない)というものがほとんどで一般的には腕毛や腹毛、すね毛に指毛といった部分に使用する除毛商品なので、アンダーヘア処理には適していないことが多いです。

ビキニラインの除毛に使うならまだしも、毛を分解するほどの除毛力を持つ化学物質が特に敏感なIラインの肌や粘膜に影響しないわけがありません。

近年はビキニライン専用除毛剤なども登場していますので、こういった製品を使うように心がけましょう。
ただし、使用者の肌質に左右されるものですので、アンダーヘア用だからといって過信は禁物。
必ず腕や足などでパッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行ってから使用することをおすすめします。

それでもIラインに使用するのが不安という場合にはミュゼやキレイモといった脱毛サロンを利用するのも手です。
全身のムダ毛が気になる場合には手間を考えてもサロンの利用が楽なケースもあります。

使用する際に注意しなくてはいけないこと

除毛クリームは前述の通りアルカリ性の化学物質を使っており、これを毛だけに塗るのはほぼ不可能なので肌へも確実にダメージを与えています。
そのため、使用後数日は日焼け止めのサンオイルを塗らない、塩素の強いプールへは入らないといった注意が必要です。

それ以外にも肌へ悪影響なものは極力避けるようにしましょう。
日焼け止めを塗らないようにするのはもちろんのこと、日焼けをするのはもっと危険です。
日焼けは一種の炎症なので、肌へのダメージが増加してしまいます。

そのため、レジャーでビーチへ行くなどの理由でVラインの脱毛をしたいと思った時には数日前(少なくとも2日前)までには除毛クリームの使用を終えておくようにしたいところです。

また、除毛クリームを使ったあとで気になる部分があったとしても、そこにカミソリをあてるような行為もNGです。
ダメージを受けている部分にさらなる傷をつけることになり、肌荒れ、かゆみの原因となってしまいます。

同様に、除毛クリームの効果がなかったと思ってもすぐに同じ部分に除毛クリームを塗ることもNG。
再利用する際にも必ず前回の使用からは一週間程度開けなければなりません。

効果を期待してクリームを塗ってから長時間放置するという方法を取る方や、剛毛なので大量に塗りこむという方もいますが、クリームの成分が浸透するということはそのぶん肌へのダメージも強くなります。
使用の際にはきちんと用法を守るようにしましょう。

このように、除毛クリームを使用したあとは必ず刺激を与えないように日にちをあけるということが基本になります。
敏感肌の人の場合にはお風呂に入るのも控えた方がいいかもしれませんね。

ただし、清潔になるように洗う(ゴシゴシと強く洗うのではなく丁寧に優しく洗うのがポイントです)、保湿をするなどアフターケアはしっかりしておくようにしましょう。

保湿には普段使っているデリケートゾーン用の保湿クリームや美容液を用いると肌のバリア機能として働いてくれるため、肌荒れを防ぐ効果が期待できます。

もし、除毛クリームによって肌荒れが生じた際にはすぐに皮膚科を受診するようにしてください。