おりものシートを使うことによるメリット・デメリット

おりものは膣内を清潔に保つため、体にとって必要なものです。

しかし、必要だとわかっていても、大量のおりものが分泌されることはやっぱり不愉快なものに違いありません。

特に下着に染みついてしまった時の黄ばみは洗濯しても綺麗に落ちないこともあり、恥ずかしいを通り越してイライラするものです。

このような場合、おりものシート(パンティーライナー)等のケア用品を利用することにより軽減するが可能ですが、マイナビの調査(※)によるとおりものシートを使ったことがあるという女性は約6割など意外と少ないことも分かっています。
※参照:マイナビウーマン「みんなは「おりものシート」を使っているの?」

おりもの量が多い女性からすると、おりものシートを使わないでどうやって生活しているのかと疑問に思うかもしれません。ただ、おりものは人によって分泌量が違うので、中には「おりものがほとんど分泌されない」という体質の方もいます。
そのためおりものシートを利用しないでも生活できるという人がいるのですね。

もし、おりものシートを利用したことがなく、おりものに悩んでいる場合には利用してみることをおすすめします。

おりものシートを利用するのメリット・デメリット

はじめにおりものシートを利用することで得られるメリットとデメリットについて知っておきましょう。

メリット:外出時に安心

おりものはいつどこで多く分泌されるかわかりません。

外出時に突然大量のおりものが分泌されてしまった場合、下着だけでなくズボンまで染み出してしまう可能性もあります。さすがに股下が濡れていたら目立ってしまいますよね。
そういった場合の防御策としておりものシートを利用すると便利です。

ズボンまで染み出ないにしても、突然おりものが出た場合には下着に染みてしまい不愉快です。
下着を替えないと衛生的にも良くないですし、いちいち替えの下着を持ち歩くのも、替えた後に汚れた下着を持ったまま行動するのもなんとなく嫌なもの。

おりものシートであれば外出先のトイレで捨てることができますし、汚物を持ち歩かなくて済みます。
下着を持ち歩くよりも抵抗が少ない点も利点です。
中にはシートが二重になっていて、汚れた上のシートだけを捨てればよいものも存在しています。

メリット:生理のはじめやおわりに使うことも可能

おりものシートは生理用ナプキンとは別物なので、経血の吸収率が低く、生理用ナプキンとして使うのには適していません。

ただしまったく吸収してくれないというようなものでもないので、生理のはじまりやおわりといった経血が少ないシーンで使っている方もいます。

特に生理が急に来た場合には、下着を汚してしまいかねませんね。
普段からおりものシートでカバーしていれば、少ない経血なら完全に防ぐことが可能です。

一般的にはおりものが特に増える排卵期を中心に利用されることが多いですがこうした使い方もあることを覚えておくと便利です。

実際、経血量が少ない方の場合、生理期間中を通してナプキンを使用せずおりものシートだけで乗り切る方もいるそうです。

デメリット:ムレの心配がある

おりものシートは構造上どうしても蒸れやすいという意見もあります。
普段から着用している人からすれば特に気にならない程度のもので、着用していることすら忘れてしまうようなものですが、中には実際に蒸れてしまう人もいます。

おりものシートで陰部が蒸れてしまうことは雑菌が増えやすい環境を作ることにもつながります。
雑菌は高温多湿な場所で繁殖しやすいので、おりもので蒸れた陰部は雑菌が繁殖するのに最適な環境です。

せっかくおりものシートで快適に過ごしたいと思っているのに、ムレで不快感をもよおしてしまうようであれば本末転倒な事態となってしまいかねません。

デメリット:肌によってはかぶれることもある

また、おりものシートは化学繊維が使われていることも多く、敏感肌だったり肌に合わなかったりした場合にはかぶれてしまうこともあります。

商品を選ぶ際には蒸れにくいものや化学繊維が少ないものなど、自分に合ったものを試しながら探していく必要性があります。

利用しない人もいる

冒頭でおりものシートを使ったことがある人が6割程度というデータを紹介しましたが、日常的に使い続けている人はもう少し少ない可能性があります。
ざっくりと算段してみると、日常的に使う人は半数ぐらいなのではないでしょうか。

おりものシートを使わない人の意見としては、単純に必要ないというものが多いです。
おりものの量は個人差が大きいので、気にならない程度の分泌であればわざわざ用意する必要がないわけですね。

おりものシートもタダではないので、毎日使うと費用もかさんできます。
分泌量が少ない場合には使わないというのも頷けるでしょう。

おりものシートを使う人も使わない人も、どちらが正常でどちらが異常ということではありませんので、必要に応じて利用するのが一番です。

代表的な会社と有名商品

おりものシートはどんな会社からどんな商品が出ているか代表的なものを紹介します。
会社によってはおりものシートではなく「パンティーライナー」と呼んでいるところもあります。

小林製薬「サラサーティコットン100」

天然コットン100%なので、繊維の先端まで丸く、つけていてもデリケートゾーンの刺激になりにくいおりものシート。
全面通気性のバックシートのため、湿気がこもりにくく蒸れにくい設計になっています。

同シリーズ内に「極上やわらか」という、独自製法で付け心地がふわふわなだけでなく、肌にしっかりとフィットするためデリケートゾーンと擦れにくいタイプのものもあります。

また、2枚重ねのめくれるシートタイプのものもあるので、1つで2回分のおりものにまで対応できるため、持ち歩く量が少なくて済むなどのメリットも。
2枚重ねになっても3mmと薄いので装着の違和感はありません。

小林製薬「サラサーティ Sara・li・e」

サラサーティの別展開ブランド「サラリエ」。
こまめにシートを取り替えられない忙しい人専用で、1日替えなくてもOKというおりものシート。

その理由は水分をすばやく内部に引き込むウェットフリーシートにあり、表面に水分が残らない、肌に触れないところで水分を拡散させる仕様になっていることから、長時間の使用にも対応できているアイテムです。

派生アイテムにTバックショーツ用もあり、Tバックを履く機会がある方にも利用しやすいです。

花王「ロリエきれいスタイル」

薄さ1mmなのでつけていることがほとんど気になりません。
そのうえしっかりと吸収してくれる優れものです。

また、全面通気性シートが採用されているので蒸れにくい設計になっています。

派生アイテムとして天然コットン100%のものや、Agデオドラントタイプもあるので、自分の肌に合わせて最適なものを選びやすいブランドだと言えます。

ユニ・チャーム「ソフィ ふわごこち」

全面通気性シート、ふわふわ素材の表面シートだけでなく、弾力性があってヨレにくい「肌にやさしい」おりものシートです。

天然コットン100%タイプのものもあるので、使い心地に合わせて選ぶと良いでしょう。

エリエール「ナチュラさら肌さらり」

天然コットンシート・全面通気性バックシート・消臭効果の3点を特長としている商品です。

おりものの量に合わせて種類が分かれているので、自分のおりものの量に合わせて吸水性のタイプも選んでみると良いでしょう。

妊産婦へ優しい活動を心掛け、マタニティマークを付けているなど妊娠中の女性にも配慮しているところも特徴的です。

会社によってどのように違うのか

おりものシートは各社からいろいろな商品が出ていますが、基本的な使い方に違いはありません。

肌への刺激が気になる場合には天然コットン100%のものを、臭いが気になる方は抗菌、消臭成分を配合しているものを、装着感を重視する人は羽つき・羽なしを選択するなど、メーカーではなくおりものシート自体の仕様から選ぶようにしたいところです。

また最近はさまざまな香料を使った香りつきの商品もあり、商品を選ぶ時の楽しさに着目している企業も多いです。

自分の肌に合ったものを選ぶためにいろいろ試してみるのが近道

デリケートゾーンの状態が人それぞれなように、おりものシートが合うか合わないかも人によって違います。
そのため、「この商品だったら絶対」というものはありません。

いろんな商品を試して自分に最適なものを選んでいくことが自分の肌に合ったものを見つける一番の近道です。