消費者金融の無利息サービスは安全なのか

「ちょっとした計算ミスで給料日まで少しだけお金が必要」「急ぎで今月だけお金が必要になった」など、お金のことでピンチになるのはほとんどの人が体験していると思います。

こういう場合に利用したいのが消費者金融の無利息キャンペーン。
電車広告や街角広告で「無利息」の文字が大々的に掲示されているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

この無利息キャンペーン、本当に無利息なのでしょうか。
何か落とし穴や罠があるのでは…という不安を持っている人のために無利息キャンペーンについて徹底的に解説します。

無利息キャンペーンを行っている大手消費者金融

まずはじめに無利息キャンペーンを行っている大手消費者金融についてまとめます。

消費者金融・サービス 無利息キャンペーン
新生銀行カードローンレイク 最大180日間金利 ¥0
最大30日間金利 ¥0
プロミス 最大30日間金利 ¥0
アコム 最大30日間金利 ¥0
アイフル 最大30日間金利 ¥0
ノーローン(※) 最大7日間金利 ¥0

大手の金融機関・消費者金融のサービスを確認してみると無利息キャンペーンをやっている企業が多いことがわかります。
※後述しますがノーローンについては厳密には無利息キャンペーンではなく、条件付きで無利息期間を何回も利用できます。

実際にこれらのサービスは利用すれば金利¥0(無利息)で利用することが可能ですが、条件もついています。

各社の「金利¥0」利用条件の違い

前述の金利¥0についてもう少し詳しく確認してみることにします。
公式サイトに掲載されている条件を確認してみましょう。

消費者金融 無利息キャンペーン 条件
新生銀行カードローンレイク 最大180日間金利 ¥0 初めての借り入れ
5万円までの借り入れ
※5万円超過分は通常金利(12.0%〜18.0%)
最大30日間金利 ¥0 初めての借り入れ
借り入れ全額対象
プロミス 最大30日間金利 ¥0 初めての借り入れ(メアド登録とWeb明細利用が条件)
借り入れ全額対象
アコム 最大30日間金利 ¥0 初めての借り入れ
返済期日「35日ごと」で契約
アイフル 最大30日間金利 ¥0 初めての借り入れ
「無担保キャッシングローン」で契約
ノーローン 最大7日間金利 ¥0 全額返済すれば翌月も7日間無利息

こうして見るとほとんどの会社で「初めての借り入れ」というのが入っているのが分かります。
1回きりで借り入れる場合、あるいは初めての借り入れをする場合であればこうした初回限定キャンペーンを利用するといいでしょう。

ノーローンについては何度でも無利息のサービスが利用できる(厳密には1ヶ月に最大1回まで)特殊なプランですが、7日間で全額返済することが条件となっており、返済のハードルはやや高めです。
定期的に短期間でお金が必要になり、確実に返済できるような場合には利用してみるといいでしょう。

「契約開始から」「最初の借り入れから」を必ずチェック

ここまでで見ると初めての借り入れであればどこの無利息キャンペーンを利用しても同じように思えます。

実はもう一つ見落としてはいけないポイントがあり、この無利息キャンペーンの適用時期が「契約開始から」か「最初の借り入れから」かが非常に重要です。
同じく一覧で確認してみましょう。

消費者金融 無利息キャンペーン 適用開始時期
新生銀行カードローンレイク 最大180日間金利 ¥0 契約日の翌日から適用
最大30日間金利 ¥0 契約日の翌日から適用
プロミス 最大30日間金利 ¥0 初回出金の翌日から適用
アコム 最大30日間金利 ¥0 契約日の翌日から適用
アイフル 最大30日間金利 ¥0 契約日の翌日から適用

※ノーローンは初回キャンペーンではないので除外しています。

プロミスのみが「初回出金の翌日から適用」、その他は「契約日の翌日から適用」となっています。

つまりプロミスの場合は契約しても借り入れを実際に行うまでは金利¥0キャンペーンが適用され続ける状態ですが、それ以外の(上記の)金融機関では契約翌日から借り入れをしてもしなくても金利¥0キャンペーンのカウントが減り続けます。
具体的に言うと契約して15日後に初めて借り入れをした場合には、金利¥0キャンペーンの日数は残り15日(レイクの180日プランなら残り165日)となっているわけです。

ここを覚えておかないと無利息キャンペーンを当てにしたつもりが、実際に返済の額面を確認してみたら普通に利子がかかってしまっているということにもなってしまいます。注意しましょう。

実際にどれくらい利息を節約できるのか

最後に30日や180日の無利息キャンペーンを利用するとどれくらいの利息節約になるのかを知っておきましょう。

まず30日無利息キャンペーンから。
10万円、30万円、50万円を借り入れて通常通り30日、金利18%で返済する場合の利子を算出してみます。

・10万円の場合
10万円 × 0.18 ÷ 365 × 30 = 1,479円(→0円に)

・30万円の場合
30万円 × 0.18 ÷ 365 × 30 = 4,438円(→0円に)

・50万円の場合
50万円 × 0.18 ÷ 365 × 30 = 7,397円(→0円に)

期間内に返済した場合、これらの利子分がそれぞれ無利子になります。

次に180日キャンペーン。
条件で「5万円まで」という記載があるので5万円、金利18%で計算します。

5万円 × 0.18 ÷ 365 × 180 = 4,438円(→0円に)

この分の利息が無利子になります。

返済は早ければ早いほど有利

ここまで実際の額を確認してみて、もし「消費者金融の金利ってこんなに少ないの?」と感じたらそこは重要な気付きです。
というのも、返済は早く済ませれば済ませるほど実際に支払う金利は低く抑えられるためです。

逆に言うと、返済を遅くすれば遅くするほど、支払う金利の総額は大きなものになります。

消費者金融で50万を借り入れた際の利息と最終的な返済総額」で具体的な額をまとめていますが、50万円借り入れをした場合、1ヶ月で一括返済するのと少額で返済するのとでは最終的に支払う金利が20万円以上異なることもあります。

無利息キャンペーンには消費者金融を利用する際のコツも隠されているのです。
無利息キャンペーンを含め、損しないで借り入れできる方法はいくつもありますのでうまく活用していきましょう。