無担保の消費者金融と有担保ローンの違い

消費者金融のサービスがどんどん拡充してきて、今の時代、お金は非常に借りやすくなっています。
中でも初めて借りる人が驚くことが多いのが「無担保で借りられる」「連帯保証人は必要ない」という点。

一般的には「返済ができなかったら不動産を差し押さえられる」「個人でどうにもならなくなった場合に連帯保証人に対して取り立てが来る」といったような旧来のイメージがまだ根強いのだと思います。

実際のところ、何故消費者金融は無担保でお金を貸してくれるのでしょうか。有担保ローンとの違いなどを含めまとめてみました。

消費者金融に担保や保証人は不要の分金利は上がる

冒頭に記載した通り、多くの消費者金融では「無担保で借りられる」「連帯保証人は必要ない」というのが基本です。
実際に借り入れをする立場からしてみれば、いちいち自分の財産を担保に入れたり、連帯保証人を探したりという手間が省けるのでこれほど楽な話はありません。

その一方で、無担保・連帯保証人不要といった条件で消費者金融はビジネスとしてやっていけるのかとも思ってしまいますよね。

消費者金融がビジネスとして成立させるために重きを置いているのが金利面です。
審査にもよりますが消費者金融の金利はほとんどのケースで利息制限法の上限に沿った形で課されることが多いです。

一般的な銀行カードローンと比較しても消費者金融の方が少し高めになっていますが、その分、利用者により迅速に対応し、借りやすくするというのをモットーにしています。

有担保ローンと消費者金融との比較

消費者金融は無担保な分、金利が高めに設定されているのは理解できたと思います。次に実際に有担保ローン(担保を入れた借り入れ)と無担保ローンの間でどのような違いがあるかを確認します。
今回はアイフルの無担保(通常のキャッシング)と有担保(不動産担保ローン)を比較してみましょう。

種別 金利(実質年利) 限度額
キャッシングローン(個人/無担保) 4.5〜18.0% 1,000円〜500万円
事業サポートプラン(無担保) 6.0〜18.0% 1万円〜500万円
事業サポートプラン(不動産担保ローン) 6.8〜12.0% 100万円〜1億円

有担保の不動産担保ローンを見てみると最大金利が6%も下がっていること、そして限度額が最大1億円になっていることから無担保とはまったくスケールの違うものだということがわかります。

金融機関としても「返済の回収ができなかった場合に不動産を回収する」というリスク回避ができているので、金利を下げ、より多額の融資ができるようになるのです。
※アイフルでは有担保ローンは事業者向けのプランしかありませんが、他の金融機関では個人向けの有担保ローンの商品もあります。

おまとめローンで有担保ローンが使われることも

このように何かを担保に入れることにより無担保では借り入れられない額や、金利の引き下げもできることから有担保ローンをおまとめローンとして使うようなケースもあります。
2〜3社の借り入れをひとつの金融機関に有担保ローンとしてまとめるものです。

ただし、個人の借り入れをまとめるために不動産などを担保にしておまとめをするというのは、家族など周囲の人の意思も尊重しなくてはならなくなるためハードルが上がります。
また有担保ローンの場合、おまとめをしても新たに借り入れができること、かつ限度額が上がることから、借りグセの抜けない人の場合、単純に借入額が増えてしまうだけとなってしまう危険性もあります。

もし返済を真剣に検討しているのであれば返済のみに特化したおまとめローンに申し込む方が良いでしょう。
参考:消費者金融や銀行のおまとめローンを利用して返済するメリット・デメリット

個人で借り入れる範囲であれば無担保の消費者金融の方が手軽

ここまで無担保の消費者金融と有担保ローンの違いについて簡単にまとめてきましたが、個人で借り入れる範囲であればやはり無担保の消費者金融の方が手軽です。

有担保で借り入れをしようとするとまず担保となるものを準備する手間や書類上の手続きが面倒ですし、無担保の消費者金融でも限度額500万円以上(※)の商品が多く、個人の借り入れには困らない範囲の金額となっています。ただし、利用限度額は審査によって確定します。

金利も有担保の方が低いですが返済を素早く済ませてしまうことで、金利分もかなり小さい範囲で済ませることが可能です。
参考:消費者金融で50万を借り入れた際の利息と最終的な返済総額

消費者金融の特性を理解した上でうまく活用しましょう。